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企業概要

 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

 (1)会社の経営方針・経営戦略等

 当社として以下の企業理念および経営方針を定めております。

    (企業理念)

      「世界の人々を笑顔にする “もの創り” 」

 企業理念に込められている意味

      “開拓精神”“貢献”“笑顔”は、当社が最も大切にしているテーマであること

 また、「当社製品を使用して頂き、人々を笑顔にする」という意味を込めております。

    (経営理念)

      1.価値ある製品を提供します。

      2.常に開拓精神を持ち続けチャレンジします。

      3.もの創りを通して創造力豊かな人材を育てます。

      4.持続可能な企業活動により社会・株主に貢献します。

 企業活動を通じて、営業基盤の拡充、コスト競争力の強化、永続的な収益力の向上を図ることで、株主様、取引先様、従業員などすべての利害関係者の信頼にお応えできるよう邁進してまいります。

 (2)会社の経営環境

 国内の経営環境は、経済活動が正常化に向かいつつあります。しかしながら、世界経済の不透明化に伴う原材料価格の高騰や、日米金利差等による急激な為替変動等、経済情勢は先行きの見通しが立てにくい状況が残っております。

 こうした外的環境の中、ゴルフ業界につきましては、密を避けたレジャーとして国内外ともに認知されてきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の法的位置付けが5類へと引き下げられたことにより、レジャーに対する多様化が進み、市場全体としては今後厳しい状況で推移していくものと思われます。

 このような状況の中、当社は(5)の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題を推進してまいります。

 (3)目標とする経営指標

 当社としては、売上・利益の成長、生産体制の改善等に取り組みながら、収益力の強化を図り、企業価値の向上や体質の強化に努めております。

 経営指標目標としては、「営業利益率」の成長を掲げております。

 経営目標は、将来の業績の実現を保証するものではなく、不確実性やリスク要因が含まれているため、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。

 (4)中長期的な会社の経営戦略

 新たな事業展開を推進し、経営基盤の確立に邁進する所存であります。

 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当事業年度におけるわが国経済は今後の景気動向について緩やかな回復が予想されるものの、物価上昇に伴う個人消費の下押しリスク等、不透明な状況が見込まれます。

 このような環境ではありますが、当社の主要事業であるゴルフ事業の市場において、確固たるブランド価値の向上に努め、安定的な利益創出に取り組んでまいります。

 また、当社が事業を展開する国内外の市場は、急速な変化が続いておりますので、より一層その変化に対応できる経営を推し進めてまいります。

  ① 事業基盤の強化と拡充

 当社は、主力製品であるゴルフシャフト製造販売において、日本市場及び海外市場向けの各メーカー製品のコンセプトに合った製品提供を図ることを基本としております。

 イ. 長年培ってきた品質、技術のさらなる向上を追求し、生産体制の見直し、効率化に積極的に取り組み、日本市場だけでなく世界市場での収益力を強化してまいります。

 ロ. PGAツアー選手への使用を促進するために、米国代理店のツアーレップと連携し、ツアーサポートを強化することでブランドの露出度向上を目指します。また、PGAツアー選手による試打評価からニーズを探り、さらに、シャフトデータ等を活かしながら商品開発を推進してまいります。

 ハ. 自社ブランド品の高品質を再訴求することで、アフターマーケットへの拡販及びユーザーに向けた試打フィッティングを強化し、販売拡大を推進してまいります。

 ニ. アイアン市場においてユーザーニーズの多様化に対応すべく投入した「RAUNE」ブランドの定着、拡大を図り、アイアン市場でのシェアアップを目指してまいります。

 ホ. 原材料調達価格の適正化、発注時期や納期の適正化、生産体制見直しなど原価低減を目標に原価率を設定し、毎月の経営会議にて分析を実施してまいります。

  ② 多角化事業基盤の強化等

 当社は、ゴルフシャフト製造販売が主力であり、売上高及び利益ともに大部分を占めております。そのため、シャフト事業を補完する第2の事業基盤確立が課題だと認識しております。

 シャフト事業で培った炭素繊維積層技術を応用したCFRP製品の開発と製造を繰り返しながら、着実に事業化を強化しております。

 イ. 特許を取得した「塑性加工パイプ」についてその可能性を探るため、応用研究開発を産学共同研究も含め推進しております。

 ロ. スポーツタイプ市販車用のオプションパーツを、自動車部品メーカーと共同開発し製品化しており、販売拡充を模索しております。

 ハ. ゴルフ以外のスポーツ分野では、トップクラスのカーリングチームに対して「カーリングブラシ用ハンドル」のサポート及び販売促進を継続しております。その他にもスポーツ吹き矢、ビリヤードのキュー等幅広い分野に参入しており、事業拡大を模索しております。

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