企業エレコム東証プライム:6750】「電気機器 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループでは、人々の暮らしをより楽しく快適にするための製品の開発、及びデザイン性の高い製品の開発に注力しております。

 潜在的なニーズをウォンツに変えるためのマーケティング技術を駆使して調査し、その課題を研究開発テーマとして発掘、実現のためのデザイン性の追求及び製品開発に取組んでおります。

 当社グループの研究開発機能の中核は横浜技術開発センターが担っておりますが、2022年4月に、解析や検証、技術研究に用いる設備増強やエンジニアの人員増加に向けた採用力強化を目的として、従来の拠点よりもアクセスが良く専有面積が倍以上となるオフィスへ移転をいたしました。また、2024年4月には開発対応件数の増加及び業務効率化、技術トレンドの情報収集力強化を目的として、中国ベンダーが密集する深圳に深圳技術開発センターを起ち上げました。これらの取り組みにより、さらなる製品開発の効率化を図り、より高品質で高機能な製品開発に向けた取り組みに尽力してまいります。

 当連結会計年度の各品目における研究開発活動は、以下のとおりであります。なお、当社グループはパソコン及びデジタル機器関連製品の開発・製造・販売の単一セグメントであるため、商品区分である品目別で内容を記載しております。

 なお、弊社ではiF product design award 2024にて4シリーズ、2023年度グッドデザイン賞を15シリーズが受賞いたしました。

(1)パソコン関連

 当品目では、eスポーツ向けのキーボードや、使い勝手を追求したマウスなどに注力致しました。

(2)スマートフォン・タブレット関連

 当品目では、高速充電対応のAC充電器やモバイルバッテリー、Type-Cケーブルなどに注力致しました。

(3)TV・AV関連

 当品目では、BtoB向けセキュリティカメラ、ワイヤレスイヤホンなどに注力致しました。

(4)周辺機器

 当品目では、Wi-Fi7製品やセキュリティ機器の開発などに注力致しました。

(5)その他

 当品目では、調理家電や理美容家電、BtoB向けアルコールチェッカーなどのヘルスケア関連の製品に注力致しました。

 以上の結果、当連結会計年度の研究開発費の総額は3,816百万円となっております。

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