企業エブレン東証スタンダード:6599】「電気機器 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループは、産業用電子機器及び工業用コンピュータの設計・製造・販売を行っているものであり、セグメントは単一であります。したがいまして、セグメントごとに研究開発活動の状況及び研究開発費の金額を示すことはしておりません。また、当社グループにおける研究開発活動は、主に当社が行っております。

 当社における研究開発活動は、以下のとおりであります。

 当社はバックプレーンの専門メーカーとして、顧客の要求や技術動向の変化に対応しつつ、新規格に係る標準製品の開発やバリエーションの拡充のための研究開発活動のほか、事業ドメインの拡大を企図した周辺分野に対する研究開発活動にも積極的に取組んでおります。

 研究開発体制について明確に担当部署を定めてはおらず、当社の各事業所の技術課が業務と並行して研究開発を実施しております。

 当連結会計年度における研究開発費の総額は、33百万円であります。

 主な研究開発費の実績は次のとおりであります。

・新規事業向け製品の生産及び量産化開発:14百万円

 重要顧客の新製品に搭載される基幹部品の生産及び量産化に向けた開発テーマです。当該基幹部品の性能向上を目指して、革新的かつ傑出したコストメリットを期待できる工法を採用し、量産対応可能な製造工程を確立します。

・高速シリアル対応COM Express CPUキャリアボード開発:11百万円

CPU周辺の高速シリアルバスはPCI Expressが広く普及しており、市販の拡張ボードとの接続では優位性がありますが、複雑な双方向通信がメインとなるボード間通信、装置間通信には使い勝手が悪いため、簡易的なプロトコルで多様性/拡張性のある当社オリジナルの高速シリアルバスIP開発と、それに使用するシステムのCOM Express CPUキャリアボードの開発です。

・モーションコントローラ開発:4百万円

 産業用ロボット、工作用機械をターゲット市場とした開発です。半導体製造装置で採用されているウエハの搬送系、ボンダー、高速プレス、産業用自動組立てロボット、業務用印刷機器等精密さが必要な駆動用モーターの性能とコストを意識した次世代コントローラの開発です。また派生案件への設計資産の活用を目指します。

・その他:2百万円

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