企業ウッドワン東証スタンダード:7898】「その他製品 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループでは、ニュージーランドで経営する森林から得られる植林木(森林認証を取得したラジアータパイン)を有効に活用し、「ともに暮らす。木と人と、地球と。」をテーマに、無垢の木のぬくもりある暮らしのご提供を目指しています。近年は、「環境貢献の価値」と「品質の向上と安定化」のために認証材活用や木材加工技術・品質管理技術の向上を進めるとともに、商品開発を中長期的課題として研究開発を行っています。

 当連結会計年度における住宅建材設備事業セグメントでは研究開発費の総額は328百万円です。

 当連結会計年度は、無垢や挽板の素材の良さをお届けできるように、「長く使うことが一番のサステナブル」をテーマに、住宅向け商品群と非住宅商品群の区分け・市場ごとに求められる仕様での商品展開を行いました。

 住宅用建材では、床材カタログ「ウッドワンのながく愉しめる床材~足感フロアダイジェスト~」を発刊しました(6月)。その中でも、厳選した3ミリ厚のオーク挽板を贅沢に使用したフローリング「コンビットモノ 挽板3.0 足感フロア」は、一般社団法人日本商環境デザイン協会が開催する「PRODUCT OF THE YEAR 2023」で入賞した「ピノアース足感フロア」と同様の感性評価実験を実施し、レーダーチャート(足感チャート)で木が持つぬくもり・足ざわり・心地よさを可視化しました。

 また、世界的なプロダクトデザイナー深澤直人氏をディレクターに迎え、「WO Timeless standard collection」という新商品の展示会を開催しました(3月)。上質で時代に左右されず、暮らすうちに味わい深く変化していく新しい商品シリーズが生まれました。

 住宅設備機器では、無垢の木のキッチン「スイージー」の充実に加え、ワンルームマンションやリノベーションなどでの設置を想定したコンパクトキッチン「W1200フレームキッチン」(8月)、無垢の木の洗面台に、環境に優しく、水回りでの使用にも対応できる新しい左官素材「オルトレマテリア」で仕上げた「コテノカウンター」(8月)、細やかなカスタムや打合せを必要とせず「このままでいい」キッチン「cono:mamma[コノママ]」(10月)などを発売しました。

 リフォーム市場でお客様のご要望にお応えするため、リフォーム・リノベーション向けカタログを12月に発刊。一般的リフォーム、修繕に向けた商品に加え、環境省が主導する先進的窓リノベ事業の対象商品である木製内窓「モクサッシ」をはじめとする断熱ECOリフォーム向け商品、1㎜ピッチで巾サイズをオーダーすることができる「仕上げてる棚板」をはじめとする省施工商品、現場の状況に柔軟に対応できるドレタス建具サイズオーダー商品などを提案しました。

 非住宅分野においては、幼稚園・保育園・認定こども園向け建材カタログと高齢者施設・サービス付き高齢者向け住宅商品カタログを発刊。2023年11月には保育博2023にも出展し、無垢の木の良さに加え、色や足感などの付加価値提案を行いました。

 当社グループでは、今後も新築住宅、リフォーム、非住宅分野など様々な市場で求められるニーズに応える商品やサービスを提供してまいります。

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