企業インタースペース東証スタンダード:2122】「サービス業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものです。

(1)会社の経営の基本方針

 当社並びにその関係会社で構成するインタースペースグループは、創業当初より「お客様と共に成長し続ける企業でありたい」というスローガンをグループ各社で共有し、それぞれの事業領域にあわせた企業理念を制定し、事業活動を行っております。

<経営理念>

Win-Winをつくり、未来をつくる。

<<経営方針>>

 価値の創造 新しい価値を創造し、社会の発展に寄与します。

 相互信頼    互いを認め合い、共に発展を目指します。

 長期的展望  短期的視点のみに偏らず、長期的に成長ができる企業を目指します。

 社員の成長  社員と共に成長し、幸せになれる企業を目指します。

 社会的信用  法令等を遵守し、社会の皆様に信用される誠実な企業であり続けます。

<<MISSION STATEMENT>>

 私たちが思うWin-Winとは、人と人とがお互いを思いやりながら、良い影響を与え合うこと、

 未来をつくるとは今まで成し得なかった新しい価値を実現することにあります。

 このようなWin-Winの考えの基となるのは、適切な情報を必要な人々に届けること。

 それにより新しい気づきと多様な選択肢を提供すること。

 情報格差をなくし、たくさんの挑戦を生み出すこと。

 そして、フェアで活気に満ちた世界を実現すること他なりません。

 そのために私たちは、インターネットのテクノロジーで新しい未来をつくります。

 失敗を恐れずに、世界中に大きなインパクトを与えるための挑戦を、これからも続けていきます。

 私たちは、Win-Winをつくり、未来をつくります。

(2)経営戦略等

 当社は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1)会社の経営の基本方針」に示すとおり「Win-Winをつくり、未来をつくる。」というミッションのもと、中期経営計画(2023年10月~2026年9月)を策定しました。当中期経営計画では「Global市場に向け、パフォーマンスマーケティング領域でAsiaトップのポジションを目指す」という「中期Vision」を達成するため、「既存事業の安定化」として、日本や東南アジアで展開するアフィリエイトサービス「アクセストレード(海外版表記「ACCESSTRADE」)」と投資事業との連携および「ママスタ」を中心としたコンテンツメディアの収益底上げ、「成長事業への投資」として、マーケティングソリューション領域への投資と成長、海外アクセストレード進出国の深掘りり、SEO・インフルエンサー媒体の拡大、比較・検討メディアの強化およびデータベースメディアの構築等に取り組んでまいります。

<<中期経営計画のロードマップ>>

<<参考 日本と東南アジアのデジタル広告市場>>

(3)目標となる経営指標

 当社グループの重視する経営指標は、①売上高 ②営業利益 ROEの3指標です。中期経営計画(2023年10月~2026年9月)の2年目である2025年9月期の目標とする経営指標は、売上高90億円、営業利益7.5億円およびROE7.0%以上であります。また、中期経営計画の3年目である2026年9月期の目標とする経営指標は、売上高100億円、営業利益15億円およびROE15%以上であります。

(4)経営環境および対処すべき課題等

2023年のインターネット広告市場は、進展する社会のデジタル化を背景とした動画広告需要の高まりやデジタル販促の伸長により「インターネット広告費」は前年比7.8%増の3兆3,330億円となりました(株式会社電通調べ)。

 第26期連結会計年度においては、物価高や海外経済の減速といった景気の下振れリスクはあるものの、個人需要の押し上げや、企業の業績改善による設備投資需要の強まり、インバウンド需要の継続などを背景に、緩やかな持ち直しが続くことが期待されています。

 このような状況において、インターネット広告市場は、堅調な拡大が見込まれ、2024年のインターネット広告媒体費は前年比8.4%増の2兆9,124億円まで拡大することが予想されております(株式会社CARTA COMMUNICATIONS・株式会社電通・株式会社電通デジタル・株式会社セプテーニ調べ)。

 このような事業環境において、当社グループは、次の課題に取り組んでまいります。

①生産力向上と商品力強化

 国内パフォーマンスマーケティング事業においては、クライアント対応人員を増やし、新規取引先の開拓強化を実施します。また、「アクセストレード」の差別化と連動した商品力の開発・強化・拡販に取り組んでまいります。

②収益基盤の安定化と投資推進

 メディア事業においては、コンテンツメディアでは、会員基盤を活用したメディアのブランド価値向上に取り組み、広告収益の安定化を図ってまいります。比較・検討メディアでは、ユーザーにとって有益なコンテンツの拡充やサイトの利便性向上に取り組みながら、さらなる成長投資を推進してまいります。

③海外事業の成長投資の推進

 海外パフォーマンスマーケティング事業においては、すでに収益化した国の手法を他地域へ展開し、現地人材の採用と国内アフィリエイト事業との連携を強化しながら、広告カテゴリを見極めた広告需要に対応した成果獲得等の諸施策を推進し、事業基盤の確立に努めてまいります。

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