アヲハタ 【東証スタンダード:2830】「食品業」 へ投稿
企業概要
当社グループは、「おいしさ」「楽しさ」「やさしさ」を大切に、フルーツで世界の人を幸せにするために、「香り」「色彩」「栄養機能」「テクスチャー」など様々な角度からの研究開発に取り組み、「フルーツのアヲハタ」の実現とブランド価値の向上を目指しております。
研究開発は研究開発本部、生産本部などが協力しておこなっております。
研究開発本部は研究センターと商品開発センターを設置し、各センターで役割分担して活動しております。
研究センターでは、フルーツの機能性・栄養、微生物制御、フルーツ加工技術・物性評価、いちごを主体とした育種・栽培の各分野に関する研究と技術開発をおこなっております。
商品開発センターでは、将来に向けた技術革新による新商品の創出に力点を置くと共に、既存商品のアイテム追加や改良による商品力強化に取り組んでおります。産業用加工品類ではユーザー密着型の迅速なニーズ対応と能動的な価値提案による新製品の開発を継続し、多様で魅力的なフルーツ加工品の商品化を国内および海外でおこなっております。
当連結会計年度における研究開発活動の中で創出された研究成果を以下の表に示します。
学会誌など
タイトル | 掲載誌 | 共同研究先 |
Relationship between sensory saltiness intensity and added oil in low-viscosity and high-viscosity polymer solutions | Journal of Texure Studies | 広島修道大学 |
講演・口頭発表など
タイトル | 学会等 | 共同研究先 |
解凍条件の異なる冷凍イチゴ中ペクチンの状態とドリップへの影響 | 日本食品科学工学会 関東支部大会 | 日本大学 生物資源科学部 |
イチゴ‘桃薫’およびその改良を目的とした種間雑種系統の香気成分解析 | 園芸学会 春季大会 | 農研機構 野菜花き研究部門 |
食品工場の環境対策の実践 | 食品科学工学会 シンポジウム | - |
寒天のゲル物性に与えるタンニン酸の影響について | 食品科学工学会 | - |
加工用イチゴ品種‘夢つづき’及び‘夢つづき2号’の品種特性 | 日本缶詰びん詰レトルト食品協会 第71回技術大会 | 農研機構 九沖農研センター |
ジャム・スプレッド類では、発売10周年となる「アヲハタ まるごと果実」について、配合・製法を見直し、フルーツのおいしさをより高めるとともに、瓶の軽量化に取り組み、環境負荷の低減を実現しました。また、スプーンなしでも使えるボトル容器入りフルーツスプレッドの新シリーズ「アヲハタ SpoonFree」を3品展開するなど、お客様の利便性向上や新たな食シーン拡大に向けた提案を進めております。
ジャム・スプレッド類以外でも、リフレッシュしたい時に手軽にどこでも一口で食べられるフルーツ加工品 「アヲハタ ひとくち」シリーズに新たに「クランベリー」を追加し、フルーツ摂取を通じた心と体の健康支援につなげております。
以上の結果、当連結会計年度における研究開発費は394百万円(売上高比2.0%)となりました。
なお、当社グループは食品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
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