アスモ 【東証スタンダード:2654】「小売業」 へ投稿
企業概要
当社はグローバル企業として企業活動を通じ、環境と社会それぞれの課題に対してバランスの取れた取り組みが重要と認識するとともに、ガバナンスを重視したESG経営の取り組みを目指し進めてまいります。なお、文中の将来に関する事項は、当社グループが有価証券報告書提出日現在において合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の結果とは様々な要因により大きく異なる可能性があります。
① ガバナンス
国際情勢や社会環境の大きな変化により、これまでにも増して環境への意識が高まる中で、当社グループを取り巻く環境も変化しております。このような急速に変化し続ける事業環境に即応し、安定的な成長を実現するため、取締役会を中心に多様性に対応した体制を構築しております。経営基盤を強化し、事業機会の拡大と課題の解決を図ってまいります。
長期的な社会・環境の変化に伴うサステナビリティに関する取り組みについても、課題を考慮した経営を行うため、取締役会において適宜、意見の交換を行い、活動を推進しております。
② 戦略
フードロス低減への取り組み
世界では1年間に25億トンの食品が廃棄されています(注1)。これは栽培、生産された全食品のうち約40パーセントに当たります。生産から消費に至るフードサプライチェーンにおける損失や廃棄の抑制は世界で増加し続ける人口を支えるための課題です。
当社のアスモフードサービス事業とASMO CATERING (HK)事業を合わせますと、1日に3万食を超えるお食事をお客様に提供しておりますが、原料の調達から調理、お食事の提供、廃棄に至るサイクル全体におけるフードロスを低減することを目指し、サプライヤーや加工調理現場と連携しながら取り組みを進めてまいります。
(注1) WWFと英国の小売り大手テスコが2021年7月に発表した報告書「Driven to Waste」より
人材の育成及び社内環境整備に関する方針
当社グループは社員が多くの仕事に携わって能力を発揮できるよう事業部門ごとに業務の標準化を目指しており、人員が不足した場合や社員のライフステージの変化により労働時間や働き方が制限される場合でも業務の遂行を可能にできるよう、組織を柔軟に横断出来るフラットな組織にしております。また、有給休暇や育児休業の取得推奨を通じ働きやすい環境づくりを推進しており、その中で女性活躍推進を目的とした女性管理職の登用や外国人労働者の受け入れ等、多様性の確保に向けた施策を推進してまいります。
③ リスク管理
当社は、サプライチェーンの変動や多様性におけるリスクや機会について、全社的にリスク管理を行っております。特に環境面については、環境配慮型製品の使用推奨や、加工・調理における廃棄物の削減といった対応策を常に検討・実施し、環境の変化に応じた事業計画の見直しや改善を行い継続的に取り組んでまいります。
④ 指標及び目標
当社グループでは、上記「②戦略」において記載した、人材の育成及び社内環境整備に関する方針における女性管理職の登用について次の指標を用いており、当該指標に関する目標及び実績は次のとおりであります。
主な戦略 | 指標 | 目標値 | 実績 |
女性活躍推進 | 女性管理職比率(グループ全体) | 48%以上 | 45.0% |
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