企業兼大株主アサガミ東証スタンダード:9311】「倉庫・運輸関連業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

(1)経営方針・経営戦略等

 当社グループは「顧客に対する最高のサービス」、「適正利潤の追求」、「眞に働きがいのある会社」を経営理念とし、物流、印刷、不動産、その他の各事業を展開しております。

 この経営理念を実現するため、次の経営方針を掲げ、株主、取引先、社員、当社グループに関わる人たちの幸せを実現したいと考えております。

① 顧客第一

② 企業規模の拡大

③ 高収益体質の確立

④ 磐石な安全性の確立

 物流業界では長年ドライバー不足が続いておりますが、従業員同士のコミュニケーションを活性化することで、意見の吸い上げ、継続して働きたいと思える環境および結束力の醸成を図ってまいります。その結果、安全意識やサービス向上につなげ、事業の継続、拡大を行ってまいります。また、印刷業界では印刷物の発行数が減少傾向にある状況ですが、コスト削減や業務効率化を進めてまいります。

(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当社は事業基盤および財務体質の強化により、安定的かつ継続的な配当を行うことを株主還元の基本方針としております。従業員や取引先等の関係者の幸せ実現および株主還元のため、安定的な企業活動を継続することが重要と考えており、持続的な経常利益の確保が経営上の目標と考えております。目標を達成するため、質の高いサービスの提供により顧客満足度を高め競争力の向上に努めるとともに、無駄な業務を改善し、効率化を図ることで、利益を確保してまいります。

 

2020年3月

2021年3月

2022年3月

2023年3月

2024年3月

経常利益(千円)

1,776,894

972,559

2,160,216

1,872,459

1,636,774

(3)経営環境及び対処すべき課題

 今後のわが国経済の見通しといたしましては、国内の人口減少や物価上昇により、人的資本への投資を拡大する必要がある一方で、企業の利益を圧迫していくことも考えられます。また、海外情勢や金融政策等により、わが国経済に厳しい影響がもたらされる恐れもあり、動向を注視する必要があります。

 そのような環境の中、当連結会計年度において当社グループは、次の重点課題に取組みました。今後も顧客から常に「選ばれる企業」として持続的な成長を目指してまいります。

  ① 顧客満足度・品質の向上

 「安全はすべてに優先する」という認識のもと、乗務員や作業員、管理者が一緒になって安全対策を協議し、安全品質の向上に常に努めております。

 また、様々な知見を持った従業員が、部署や営業所を越えて協力し、顧客から依頼があった他社では対応が困難な業務を成功に導きました。どうすれば顧客の要望に応えられるかという視点で取組みを進めております。

  ② 事業規模の拡大

 顧客から依頼があった新たな業務には、自ら業務範囲を限定することなく積極的に参画し、必要に応じて投資も実施し、サービス範囲拡大・充実に努めております。

 また、当社で積み重ねられた知見を基に質の高い物流サービスを提供できるよう、顧客へも提案をしてまいります。

 今後も顧客とのコミュニケーションを密に取り、事業拡大等のビジネスチャンスを逃さないように努めてまいります。

  ③ 業務効率化

 書類や業務工数の削減、手順の簡素化等の業務効率化に取組んでおります。その中には、データや知見の蓄積、共有、継承にも繋がる施策もあります。

 今後の労働力の減少や技術革新、財務基盤の強化に対応していくため、常に新しい視点で改善に取組んでまいります。

  ④ 人材の育成・確保

 人材育成・確保の施策として、資格取得支援、若手社員のOJT教育、全社員を対象とした定期的な面談、自己申告制度による意見の吸い上げ、各種研修等を実施しております。

 人材採用に関しては、近年の採用活動動向の観点からWebおよび対面による面接の双方を実施し、学校とのリレーション構築等、継続して多くの就職希望者と面談する機会を作れるよう工夫を行っております。

    ⑤ 新型コロナウイルス感染症拡大に対する取組み

 経済回復の動きの中で、新型コロナウイルス感染症に対する規制は解除されましたが、感染者から他の従業員への拡大および事業停止を防止するため、家庭内感染者が発生した場合や長時間感染者と密接していた場合は、テレワークや休暇を活用した対応を実施しております。また、発熱者の把握に努め、現場を止めないように取組んでおります。

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