アイ・パートナーズフィナンシャル 【東証グロース:7345】「その他金融業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
また、文中の数値、目標、実績につきましては提出会社である株式会社アイ・パートナーズフィナンシャルにおけるものであります。
(1) ガバナンス
経営戦略と人材戦略の連動を図るため、取締役管理本部長がCHOを務め、人事及び経営管理を担当する経営管理部において、課題の抽出や計画の立案を行っております。経営管理部において検討・協議された内容は、経営会議及び取締役会へ付議・報告され、取締役会はこのプロセスを定期的に監督し、必要に応じて対応の指示を行っております。
当連結会計年度のサステナビリティに関する議題の付議・報告状況
会議体 | 付議回数 | 報告回数 |
取締役会 | 5 | ― |
経営会議 | ― | 25 |
(2) 戦略
当社グループは、従業員の能力向上が優れたサービスを提供するうえで極めて重要との認識に立ち、従業員の成長と自己実現を支援するため、以下の人材育成方針を定めております。
1.すべての従業員がその能力を十分に発揮できる職場環境を作る
2.すべての従業員が自律的にキャリアを形成できるよう、従業員の人生設計や成長を促進する教育機会を提供する
3.従業員が自らの能力向上に自発的に取り組む姿勢を支援し、働きがいの向上に努める
また、この方針に基づく具体的な取り組みとしましては、以下のとおりです。
① 女性活躍推進
当社は、女性の管理職比率を30%とすることを目標に女性が活躍でき、男女ともに長く勤められる働きやすい職場環境を作るための取組を実施しています。また、管理職への登用だけではなく、派遣社員から正社員への積極的な登用や子育て世代の採用により女性の活躍を後押ししています。
女性管理職(2023年3月末時点) | 44.4% |
通常の労働者への転換、派遣社員の雇い入れ (2020年度~2022年度) | 3人 |
おおむね30歳以上の女性の通常の労働者としての中途採用(2020年度~2022年度) | 4人 |
② 健康経営
当社グループでは、真のお客様重視を実現し社会に貢献することで、IFAビジネスに関わる全ての人々の幸せを目指しています。このビジョンを実現する為には、人的資本経営を推進し、従業員の能力を最大限発揮できる職場環境を構築することで、企業グループ全体の生産性を向上することが必要であると考え、健康経営を推進しております。
当連結会計年度には以下の取組を実施しました。
・健康経営宣言の制定
・社長を健康経営責任者とした健康経営推進体制の構築
・ウォーキングイベントの開催
・健康情報の定期発信
・専門家によるメンタルヘルス研修
・フルフレックスタイム制の全従業員への適用
・定期健康診断結果に基づく再検査・精密検査、保健指導時間を勤務時間扱いとすることを就業規則に明記
・ワークエンゲージメント調査及びフィードバックの実施
・アブセンティーズム、プレゼンティーズム調査及びフィードバックの実施
③ DX推進を主眼とした研修機会の提供
当社グループでは従業員に対し、DX推進を主眼とした研修・リスキリング機会を提供する取り組みを実施しています。
当連結会計年度には以下の取組を実施しました。
・DX推進及びDX人材育成のためのkintone社内資格制度導入、役社員の取得推進
・全従業員を対象とした四半期に1度のDX研修を開始
・部下の研修時間確保を上長へ徹底、各部室毎の研修時間を月次で全社公開
(3) リスク管理
当社グループは、「3 事業等のリスク」に記載のとおり、組織が少人数編成であることから、人材の確保や従業員の予期せぬ退職をリスクと捉えております。当社グループでは、四半期に一度開催されるリスク管理委員会において、リスク管理台帳に記載された各リスクが及ぼす影響を把握・評価し、適切な対応を行うために戦略・施策等の検討を実施しております。
(4) 指標及び目標
当社グループでは、上記「(2) 戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。
指標 | 目標 | 実績(当連結会計年度) |
①育児休業取得状況 | 男性 1名以上 女性 70%以上 | 男性 1名 女性 該当者なし |
②女性管理職比率 | 30%以上 | 44.4% |
③エンゲージメント総合スコア | 70 | 72 |
④平均残業時間 | 30時間以内 | 13時間24分 |
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