アイロムグループ 【東証プライム:2372】「サービス業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループは、1997年の創業以来、一貫して新しい医薬品・医療技術の開発の様々なプロセスに寄与し、「憂いなき未来のために。」のブランドプロミスのもと、憂いなく人々が健康であり続けることによる持続可能な社会の実現を目指し、各事業を推進しています。また、グループシナジーにより生み出される総合力を強みに各事業のサステナビリティの向上を図り、医療の発展への貢献と、それを通じた人々の健康と生活の質の向上に取り組んでいます。
(1)ガバナンス及びリスク管理
企業価値の継続的な向上を目指し、経営体制、内部統制及び監査等委員会を適切に機能させ、最適な組織運営の構築に努めています。また、リスクの対策として、様々なリスク情報を収集・分析し、リスク管理体制を整備しています。
当社のコーポレート・ガバナンス及びリスク管理に関する詳細は、「第4 4「コーポレート・ガバナンスの状況等」」及び「第2 3「事業等のリスク」」をご参照ください。
(2)人的資本に関する戦略並びに指標及び目標
当社グループでは、性別や国籍、時間的制約の有無に関係なく、経験・能力・多様な視点や価値観を有する社員を積極的に採用し、各自の能力を最大限発揮できる環境整備に努めています。医療技術の発展や医薬品開発に繋がる事業を推進していく上で、技術・経験の継承のみならず、専門性の高いスペシャリストやマルチスタイルな人材の育成にも取り組んでいます。フレックスタイム制度、短時間勤務制度、コロナ禍では在宅勤務を活用し、働きやすい環境づくりを推進しており、その中で女性役員・女性管理職・外国籍管理職の存在等、多様性確保の取組みも行っています。今後も引き続き多様性の確保に向けた施策を推進してまいります。
当社グループの女性社員比率は79.1%(前期79.9%)、女性管理職比率は44.9%(前期43.1%)となっています。現状の高い水準を維持し、今後も男女を問わず活躍できる職場環境を提供したいと考えています。また、グローバルな事業展開の中、外国人採用も積極的に行っており、外国籍社員比率は3.2%(前期2.0%)、管理職比率は0.2%(前期0.2%)となっています。今後も外国人の雇用を積極的に行いたいと考えています。
さらに、2022年4月から改正育児・介護休業法(2021年6月改正)が段階的に施行されたことに伴い、当社グループにおいても、男性の育児休業取得を促進するため、育児休業を取得しやすく、職場復帰しやすい環境の整備を進めています。当連結会計年度における男性労働者の育児休業取得率は30.0%であり、今後も、男女問わず育児休業等の取得後のキャリア形成や育児・介護を行う者の働き方など、各自が活躍できるために必要な環境整備を引き続き進めてまいります。
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