企業ヴィア・ホールディングス東証スタンダード:7918】「小売業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。

(1) 会社の経営の基本方針

 当社グループは「心が響きあう価値の創造」を企業理念とし、顧客の「心のニーズ」に応え、喜びと感動に満ちた新しい価値のイノベーションに果敢に取り組み、お客様、株主の皆様、お取引先様そして従業員などすべてのステークホルダーにとって信頼される企業を目指しています。事業領域は外食サービス事業であります。外食サービス事業においては、食の安全・安心・健康をテーマとし、品質の追求と顧客ニーズに即したサービスの提供を通じてライフスタイルにおける価値を具現化してまいります。当社グループでは、これらを具現化すべく、グループ会社の自主性・独立性を尊重しつつ、グループ全体での生産性と効率性を追求してまいります。このことで、長期的かつ安定的な成長と拡大を実現する企業グループの構築を目指してまいります。

(2) 中長期的な会社の経営戦略

 当社グループは、2021年4月20日に成立した産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続(以下、「事業再生ADR手続」といいます。)において合意を得た事業再生計画に基づき、今後の事業再生に向けた強固な収益体質の確立と財務体質の抜本的な改善を目指す上で、再成長軌道に向けた事業の仕組みの抜本的見直しを行うとともに、コア事業の深化と進化による再成長に努めてまいります。

『事業再生計画』の概要

① 数値目標(2026年3月期)

 売上高  18,000百万円
   営業利益   1,000百万円
   営業利益率     6%

② 計画骨子

 再成長に向けた事業の仕組みの抜本的見直し

 事業アセットの絞り込み

 本部・現場の生産性向上

 顧客中心の店舗開発

 コア事業の深化と進化による再成長

 扇屋を中心とした事業展開・扇屋改革

(3) 会社の対処すべき課題

① 既存店の売上向上

 厳しい経済環境の中にあっても安定的な成長を実現するために、オペレーションの磨きこみやマーケットに則した商品開発を進め、魅力あるコンセプトと商品の提案を行ってまいりました。また、外食産業の原点であるQSCAをさらに強化すること、本質回帰と称した各業態の主力商品の品質向上で、より多くのお客様に再来店していただける店舗づくりを行い、業態ブランドの構築を図っており、さらに、商圏の新しいニーズにマッチした効果的な新業態、新コンセプトの業態転換やリニューアルを実施するなどして、業態価値向上による既存店の売上を押し上げてまいります。

② 人財の確保・育成

 グループの発展・拡大に欠かせない人財の確保・育成については、「社員を豊かに幸せに出来る会社」を目指し、外国人材の確保やベースアップ等の社員の処遇改善、労働環境向上施策を実施してまいりました。今後も時代や環境の変化に合わせて制度の改善に取り組み、更なる従業員満足度の向上を追求してまいります。

③ 食の安全・安心の確保

 今後ますます重要となる食の安全・安心の確保のため、社内に設置された食品衛生委員会を中心に、グループ横断で社内ルールの徹底、情報の共有を図っております。また、外部の調査機関に継続的に検査を委託し、購入食材の安全性と店舗の衛生管理状況の確認・改善を行っております。

④ 財務基盤の強化

 足下では黒字化達成に向けた再生フェーズから今後の展開を狙う再成長フェーズに歩みを進めております。再成長に向けての業態展開やDXによる新経営システムへの移行を実施していくため、財務基盤の強化及び将来の投資需要に柔軟に対応できる財務柔軟性の確保を目的として、2024年1月に第三者割当による行使価額修正条項付第26回及び第27回新株予約権(行使指定・停止指定条項付)の発行を行っております。

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