企業ジオスター東証スタンダード:5282】「ガラス・土石製品 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当連結会計年度の研究開発活動は、建設現場の生産性向上・品質向上を目指したハーフプレキャストコンクリート製品の適用範囲拡大および防災・減災分野、老朽更新分野に貢献するプレキャスト構造メニューの改良と適用促進に注力し、成果を挙げてきました。

 当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は、235百万円であります。

(1) 合成セグメント・RCセグメント・スチールセグメント等、広範囲のシールドトンネル構造メニューにつき、改良開発を継続しております。特に、昨今のトンネルの大断面化・大深度化に対応すべく、各種継手の耐荷力や耐震性、耐水性、耐火性等の向上を図った開発に尽力しています。他方、中小規模トンネルを対象とした継手開発も推進しております。また、急変する社会情勢(市場ニーズ)に臨機応変かつ先行的に適応していくため、工場における生産性および環境・品質の向上を図った製造技術の開発や関連技術の導入にも取り組んでおります。今後も、各種セグメントの総合メーカーとして理想の構造形式を追い求めていく所存です。

(2) 土木構造物向けプレキャストコンクリート製品について、仮設支保工・型枠を不要化することにより建設生産性の向上に寄与できるハーフプレキャスト構造を開発してきました。カルバート構造の頂版・壁体部のみならず、大型架構(梁&柱構造)への適用拡大を推し進めております。これらハーフプレキャストとフルプレキャスト構造の組み合わせ技術を用いることにより、プロジェクトニーズ毎に最適なソリューションを提供し、VFM(Value for Money)の評価に貢献しているところです。防災・減災分野では、依然として頻発する大型地震に対する耐震構造や耐津波構造のメニュー改良を図るのはもとより、ゲリラ豪雨等の異常気象による増水被害にも対応する技術メニューを展開してきました。他方、深刻度を増すインフラ老朽問題に対応すべく、製造合理化を進めた床版・舗装版の継手構造による更新事業への実装、各種水路の更新に役立つ新型壁体構造の適用拡大にも注力しております。さらに、カーボンニュートラル等の環境関連技術、Dx技術を導入したプレキャストコンクリートを検討する等、多様化するSDGs課題に対応すべく、鋭意努力を続けております。

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